岩谷堂家具センター

岩谷堂箪笥のお店

中世に始まるこの伝統工芸の技術は長い経過をたどり、明治になって一般にも普及しました。光沢のある漆塗りと、南部鉄器を用いた飾り金具が華やかな印象を与えます。

中世初期の長持ち箱のような大箱が、華やかな平泉文化によって開花し、今このような形で進化しました。ケヤキを主な材料として、すべての工程は職人の手作りで行われ、漆塗装の技術により重圧さ、耐久性において卓越しています。

奥州市にある岩谷堂家具センターは、現代のライフスタイルに合わせたスタイリッシュなデザイン改良を行い、オリジナルブランド「あられ」は、中心から外へ向かっておうとつが大きくなっている模様です。金具のつけ方は放射状に広がることで持ち手の長さもゆったり使いやすくなり、現代もなお新しい形で愛され続けています。