成島和紙工芸館

平成の大合併により花巻市に統合された旧和賀郡東和町は、古くから和紙づくりの町として知られています。コウゾの皮を原料に、ノリウツギの帖を混ぜ合わせながら作るのが成島和紙の特徴です。ここでは、成島和紙についてもっと詳しく知りたい方のために、成島和紙工芸館を紹介します。

成島和紙工芸館の概要

成島和紙工芸館には、南部藩の御用紙として使用されていた成島和紙の数々が展示されており、300年以上の歴史を誇る成島和紙の一面を垣間見ることができます。

その他にも、実際に成島和紙づくりに携われるコーナーも設けられています。色の付いたコウゾをボウルにとる作業に始まり、一連の紙すきの工程を体験できます。東和町を訪れた記念に、世界に一つだけのオリジナル和紙を作るとよいでしょう。