奥州市伝統産業会館

岩手県の内陸部に位置する奥州市は、岩手県が誇る伝統工芸品「南部鉄器」の発祥の地です。南部鉄器の歴史は古く、平安末期に奥州押領使となった藤原清衡氏が近江から鋳物師を招いて鋳造を始めたのがきっかけでこの地に鋳造業が根付いたと伝えられています。南部鉄器についてもっと知りたい方は、東北新幹線の水沢江刺駅より歩いてすぐの所にある奥州市伝統産業会館がおすすめです。

奥州市伝統産業会館の概要

奥州市伝統産業会館には、南部鉄器の製造に使用されていた道具や、鉄を溶かす溶銑炉のミニ模型も展示されています。さらに、鉄器づくりの現場が再現されたコーナーも設けられており、南部鉄器について深く知ることができます。